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今、気になる症状
「馬歩」とは

 両脚を開いて中腰になる格好で、中国語読みで馬歩(まーぶ)と言います。馬に乗っているような姿勢、あるいは、見えない空気椅子にすわっているようなイメージです。

 


「吉宮式馬歩」とは

*吉宮式馬歩と中国式馬歩の違い


 中国武術で鍛錬などに用いられる馬歩の形と、吉宮式の馬歩の形は異なります。 中国武術の馬歩は足幅を広くとり、深く腰を落として、脚腰の強化を図ります。 一方、吉宮式では、足幅を中国式より狭くとります。中国式馬歩からみると吉宮式馬歩は、姿勢が高く、しっかり安定していないように見えます。この馬歩だと体力、体質などの条件により、その人の脚力に応じただけの沈み方しかできません。

  


 吉宮式の足幅:肩の「肩井」から、足の裏の「湧泉」というツボが、縦一直線になるのを目安にして、吉宮式練功十八法は、それより若干広めに採っています。その「1.5倍が馬歩の足幅」です。


*吉宮式馬歩と気功

下半身を強化すると、上半身の緊張が取れてリラックス状態となり、自然と共鳴し、感性が冴えてきます。気を感じ易い身体になり、自然界の気を取り入れることができます。

*吉宮式馬歩の学習と指導


 脚力がつけば深く沈むことができるようになりますが、たんに腰を深く沈めればよいというわけではありません。上半身の力が抜けて、かつ身体全体のバランスを整っていなくてはなりません。真に上半身をリラックスできるようになるには、相応の技術レベルと指導が必要です。
 体調の悪い人やどこかに症状が出ている人に対しては、体調や症状のある部位に負担がかからないよう、状態を見ながら指導をしています。実践者の今ある症状、体力の中で、最大限の効果が得られるよう考案されたのが「吉宮式馬歩」です。


馬歩チェック
 
*吉宮式馬歩から見えること

足幅が狭いと腰を深く沈めることは難しく、脚腰の弱い人は、どんなに頑張っても深い馬歩ができません。そして、吉宮式馬歩を行うとき、その人の慢性的な身体の緊張や癖がはっきりと表れ、そこから体調や体質を知ることができます。全身のバランスをチェックし、上半身と下半身を安定させながら、脚腰の強化をして行きます。

  


 協會では、会員に対して、馬歩の動作から身体のチェックポイントを10項目とり、身体や生活での癖を指摘するアドバイスシートを渡しています