吉宮気功体操協會トップページ気功コラム集故 吉宮 照詞
今、気になる症状
医療費の削減と吉宮気功体操


 2000年に計上された国民医療費は年間31兆円に昇り、そのうち33パーセントが、老人医療に使われました。高齢化社会を迎え、今や国家の負担する医療費が、財政赤字の大きな要因となっています。その対策として介護保険制度ができました。国の医療資金を増やす手段として、地方自治体の援助を受けながら、介護保険と言う形で国民にも負担をさせる方法です。
しかし、制度ができても、今までのように、人々の医療に依存する生活習慣と考え方を根本から変えないと、将来的には国民医療費がパンクしてしまうのは明らかです。
厳しい社会状況、ストレスの多い生活、高齢化社会の日本では、国民一人ひとりの考え方が変わらない限り、国と個人の医療費の負担は増え続けるでしょう。

もしここで、皆が真剣に「自分の健康を維持する方法」を求め、実践して行けば、個人の医療費が減り国の補う額も減ってきます。
自分の身体、健康の維持に責任を持ち、自分で治す術を身につけるなら、今迄ほど、病院や薬に依存することもなくなり、病や老齢化に伴う経済的な不安も軽減されます。
この会では、多くの会員の医療費が減ってきました。少々の不具合は、ツボや気功などを用いて自分で対処しています。

ある会員の体験から 
 長年の腰痛で悩み続けていた70代の女性会員は、趣味も諦め、家で静かに過ごし、定期的に通院するという生活を送っていました。痛みと動けなくなるかもしれないという不安、自分で少しでも改善したいという思いで、吉宮気功体操の教室に来ました。
数ヶ月が過ぎた頃から靴のかかとの減り方が変わり始め、背筋が伸びて姿勢が良くなり、物干しに手が届くようになりました。今では、人の手を借りずに生活ができるようになりました。28万円かかっていた年間の医療費も、翌年には18万円となり、10万円となり、現在は殆ど気功で体調を改善、維持しています。

行政と医療費
 10年位前に、ある町長から「年間数億の医療費が使われることへの対策を考えて欲しい」と依頼がありました。プロジェクトが組まれて、動く準備ができましたが、選挙時期と重なり、町の世話役が多く入れ替わったために計画は流れてしまいました。
「たとえこの町が世界保健機構のモデル都市であっても、後手の対策では理想的な健康都市とは言えない、考え直す必要がある」という町長の言葉が印象的でした。様々な危機に取り巻かれている現在、行政にも個人にも、後手の対策より先手の対策が要求されています。

吉宮式健康法 ー自分の身体の専門家になるー
現代医療は専門分野に分割された「ミクロ」の世界です。民間医療は人間を丸ごと診る、「マクロ」の世界です。薬剤師も看護婦も皆、医師の判断によりその役目を果たし、分業となっているのが現代医療です。医師は病気や症状を、専門知識を通して局部的に診ますが、頭が痛いと言う患者に対して、その人の脚や腰を診ることはありません。しかし、当協會では教室や講習会で体験と経験を積み重ねることにより、脚の運動から肩の症状を改善することや、腰の動作で胃が改善される事を学んで行きます。
一般の人は、医学的な見方ではできませんが、生活の中での身体の歪みや、体調が崩れ症状として出やすいところに関しては、自分が一番良く知っています。その場所を知り、自分でツボ治療や気功をすることで、予防や改善方法を学ぶことができます。誰にでもできる簡単なことで症状が改善され、家族にも施すことができれば自信が付き、依存する気持ちも少なくなります。
また、健康だと思っている人、予防として健康法はまだ必要がないと考えている人にも、日常生活での身体への負担を具体的に教え、気づかせる指導をしています。体質が壁となって、改善が不可能だと考えられている状態や、負担になっている部位の改善を、「自分の身体の癖に気づく」ことから始めます。
 
 従来の、「すぐに医療に依存する姿勢」から、「自分で治し、健康を維持しよう」とする民間型の施療で、医療費はかなり削減できると考えます。