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当院では、気功をホリスティック医学(holistic medicine)の中の1つの方法として用いている。
ホリスティック医学は「人間を丸ごと見よう」とする医学である。しかしながら、人間丸ごとのレベルでの科学がまだ世に存在していないので、「人間丸ごとの医学」も、まだこの世に存在していない。
既存の医学は、全ての臓器レベルでの医学である。したがって現状のホリスティック医学は近代西洋医学から代替療法(Alternative medicine)まで、広い範囲の中から治療法を選択することで、少しでも「人間丸ごとの医療」に近づけようとしている。
したがって本院での治療法は多様性を帯び、かつ個性的にならざるを得ない。同じ治療法を患者に二人として行なってはいない、と言っても過言ではない。それでも自ずから共通のパターンというものがある。それは、常に、自然治癒力を高めるための"心" "食""気"に基本に置くことである。
つまり、病の中にあっても患者が確固たる死生観を築いていけるように、
1. 周囲が一丸となってサポートする。
2. 自分の食については自分なりに理念を持つことを指導する。
3. 功法は問わないが、何らかの気功を身につけてもらう。
この3つの基本の上に、最適の戦略を組み立てていくのである。もちろん、この戦略は固定したものではなく、常に変化していくものであり、気功はこの戦略を支えるための戦術の1つである。
このように気功は、私の病院でのホリスティック医学において、現段階、欠かすことができない戦術であると共に、将来の「人間丸ごと医学の一方の雄」として成長する可能性が大なり、として期待している。
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