いつまでも「健康」でありたいと思う気持ちは皆同じです。
ここで「健康」に対する考え方について考察してみます。 皆さんご存知のようにWHO(世界保健機構)は、1946年にその保健憲章前文で、「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に病気あるいは虚弱でないというだけではない」と定義しています。 諸文献を見ても、「完全なる良好状態」は現実的にはありえないことであり、実際に健康を定義すること自体難しいことと考えられています。そこで最近になり、約半世紀以上前に書かれた保健憲章の見直しが検討されております。見直し作業の中で、「肉体的、精神的及び社会的に・・・・」に、「spiritual」という語を、また「状態」の前に「dynamic」という語を加えるという案を検討していることが報道されました。 [spiritual]を、日本語にどう訳すかが興味あるところです。 「霊的な」とか、「魂の」とか,「宗教性をおびた」と言う訳が考えられています。 「spiritual」という語がはいると東洋的な色彩を帯びるようなかんじがするのは、自分だけでしょうか。
そこで東洋的な考え方をみてみますと、「健康」であるということは、生命エネルギー(中国医学では「気」、)が充実しているということです。 気が体内を過不足なく流れている状態をさします。 反対に気の過不足が生じたり、気の流れが滞ったり、あるいは気が逆流したりすると、病気が発生するとされています。
ハハここにおいて東洋医学的な考え方「未病に治す」ことの必要性が明らかになってきます。 「未病に治す」ことは、「未だ病にいたらざる前に治す」ということであり、半病気や半健康の状態を何らかの手立てで健康へと導くことであります。「病を治す」のが医師の仕事とすれば、「未病に治す」のは個人個人、皆さんの手に委ねられているのです。 ここに皆さん自身で治す事ができる可能性が隠されているのです。
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